四国の国は大好きですが一つだけ不満といいますか、不安がありました。
先日行った祖谷かずら橋のときにも思ったのですが、道路が狭いのですねえ。
それもいわゆる名所、難所といわれる風光明媚なところが特にそうなのです。
道路は１車線ぎりぎり、当然車は２台走れません。
車がすれ違うときにはお互いに譲り合いの精神で
どちらかが少し広いところまでバックしてすれ違うのです。
平野ならいいけれど、いわゆる断崖絶壁だと高所恐怖症の私は
もういきた心地がしません、びびってしまいます、こわっ、いやだっ（笑）
今日行く予定の四万十川下りの道もそんな難所で、土地に明るくない我々ツァーは
それでも十二分に慎重に用心して車を走らせていました。
そうなのです、それなのに事故に遭遇してしまいました、がくっ、なんでや
急カーブの崖道で向かいから白い軽自動車が走ってきました。
運転手は中年のママさん、もう怖いのか顔が引きつっています。
我々はブレーキーをかけ、彼女に道を譲るべ一旦停止しました。
直後衝撃がきました・・・バーーーん、ガラスが割れる音
驚いて全我々が後ろを振り向くと、なんと木材を積んだ車が追突しているではないですか。
体中に震えが走りました、足ががくがくしています。
いそいで車から外に出た途端にそのトラックから罵声が・・
何で急に車をとめるんだああああ
もう、私は頭に血が上りましたねぇ、なんだってぇ
まず大丈夫ですかというのが普通だろうに、むかっ（瞬間湯沸器状態。笑）
何行っているんですか、車が対向車線にいるのが見えないのですか？・・何時もは穏やか婿殿
この状態で止まらないでどうするんです、前見てるんですか？・・・娘
車を止めないとぶつかるでしょう？どうしろというのです・・・わたし
さすが仲良し親子トリオ、時間差３段攻撃で鋭い反撃？、頭にきました
だってそうですよね、事故の真偽はさておいて
大丈夫ですかと相手を気ずかうのが本当じゃないですか、ぶつぶつ
でもこの後の、この方の会社の方々の対応が素晴らしかったのです。
保険会社の方やそのほか、大勢で駆けつけてきてくれました。
申し訳ありません、当方の責任です・・と、お詫びをしてくださり
実に真心の篭った事故処理・・・なかなか普通はあそこまでは出来ないなあ・・
車の手配や、病院の手配、保険関係の処理、真心こめて対応してくださいました。
車の修理は出来たら札幌でしたい、車はもって行きたい
そう願う我々のために
車に応急処置を突貫工事で施行して頂き、
その日の夜遅く旅先までトレラーで運んでくれました。
往復で４時間近くかかる道程なのです・その真摯な姿勢には我々も心を打たれてしまいました・
車も人もそれほどのダメージは受けませんでした。
不幸中の幸いかも・・。
一時はどうなるかと思った我われの旅も無事に再開できました。
事故にあったのは最悪だけれど、その後の関係者の皆様の人間性の暖かさは
我々に心温まるものをくれました。
四国の皆さんはあたたかでしたよーーー、わーーい
旅はまだまだ続くー
